今週のピックアップ銘柄:ゴールド(XAUUSD)

「需給動向と相関が語る世界(8月2日)」でゴールドの買いセットアップは整っていると記しましたが、まだ買いシグナルは出ていません。後ほど、解説しますが、やっと買いシグナルが本日中に出てきそうです。

COTレポート

データ:Free COT data

実需筋のコマーシャルズの買いヘッジが徐々に積み上がってきて、2015年の後半の水準まで上げてきています。上記のチャートは取組高に対するネットポジションを基に作成されていますので、単純に枚数が多いということではありません。まだ、決済されていない建玉の状態を示しています。

取組高(Open Interest)

上記チャート下段はNY金先物の取組高です。チャートからでは少しはっきりしていないのですが、この一週間で取組高は減少しています。ここまで投機筋(Speculators) がショートポジションを積み上げてきていましたが、横ばい状態になって、徐々に買い落ちしているようです。そのため、取組高が減少しているようです。

スポット金とユーロ

前回、金とユーロドルの相関について解説しました。ゴールドとユーロの関係はこの一週間でより深まったようです。まず、それぞれのチャートをみていきます。

スポットゴールド(XAUUSD)は依然、プライスとMACDとの間にダイバージェンスが確認できます。ここ暫く、順相関の関係にあるユーロドルでも同じくダイバージェンスが確認できるはずです。

ユーロドルFXは長く横ばい状態が続いています。しかし、MACDは徐々に上げてきていました。そのため、プライスとMACDとは逆行していました。7月26日以降はダイバージェンスは解消されています。

XAUUSDとユーロドルFXの相関は7月26日以降、かなり高くなってきています。7月26日前後の金価格がこの先のレジスタンスになるでしょう。

ここまで前日の高値をブレイクできずに下げてきていたXAUUSDですが、昨日、値幅の狭いインサイドを形成して引けたことで、今日、昨日の高値をブレイクしやすくなっています。しかし、ブレイクできても直ぐ目の前にレジスタンスエリアが控えています。

今後のXAUUSDは一旦、レジスタンスエリアまで上昇してから押されて下げてくるでしょう。そして、再び上昇に転じていくと予測しています。安全資産とされるゴールドに全く投資資金が流れてこない状態ですから、大きく反発しても1300ドルまでと考えるのが自然だと思います。