毎週火曜のMarket Tipsではテクニカルな観点からその時点でチャンスがあるプロダクトを為替、株式、コモディティを問わず紹介しています。昨日が祝日だったため、今週は水曜の朝時点でのピックアップとなります。

■先週の振り返り

まず、先週の振り返りですが、先週は株価指数CFDから日経平均(JP225.i)の買いをピックアップしました。先週火曜執筆時点では22,195.9でしたが、その後も順調な上昇相場となり、昨日には22,797.1の高値をつけています。

2週続けてテクニカルにキレイな動きをしたことで今回も好結果を出してくれました。これで11勝4敗5分けとなりました。

■TRIXと転換線・基準線

前回までは「TRIXと移動平均線のGC/DC」の組み合わせでTRIXをトレンド判断のフィルターとして使い、移動平均線のGC/DCを実際の売買シグナルとして使いましたが、TRIXをフィルターとして使う手法は直近2週間のパフォーマンスを見ているとなかなか好結果であったという印象です。

そこで今回の手法は微調整に留め、TRIXは残すことにします。そして、もうひとつのテクニカル手法ですが、今回から4回は一目均衡表から転換線と基準線の好転・逆転を使ってみることとします。

一目均衡表は有名なので、あえて説明は不要だと思いますが、移動平均線と似たような見方をしますが、計算方法は過去一定期間の高値と安値の半値が基本です。ここではオリジナル通り、転換線を9期間、基準線を26期間とします。

そして、どちらも比較的ゆっくりめの転換を示しますので、どちらがフィルターでどちらがトリガーということなく両者の方向性が揃ったら売買のシグナルという判断です。

(1)TRIX
20期間のTRIX(サブチャート)のカーブを見て、TRIXの上昇=上昇トレンド、TRIXの下降=下降トレンドです。

(2)転換線・基準線
転換線(9期間の半値、青)が基準線(26期間の半値、赤)を上抜け、下抜けで判断します。上抜け(好転という)はゴールデンクロスと同様ですし、下抜け(逆転という)はデッドクロスと同様です。つまり、転換線>基準線=上昇トレンド、転換線<基準線=下降トレンドです。

まとめると、以下の売買シグナルとなります。

・TRIX、転換線・基準線がともに上昇トレンドを示したら買い。
・TRIX、転換線・基準線がともに上昇トレンドを示したら売り。
 *上述の通り、順序は問いません。

■今週のピックアップ

今週も株価指数CFDからのピックアップですが、今回はナスダック指数(USNAS100.i)の売りです。米国の株価指数のうち、比較的ハイテク株の影響が大きい株価指数ですが、直近(水曜の朝)の足で売りシグナルとなっています。

チャート提供:サクソバンク証券

チャートは4時間足で、TRIXは既に17日から下降に転じています(ピンクの矢印)が、転換線・基準線は18日以降、逆転・好転・逆転と今朝2度めの逆転(下抜け、ピンクの丸印)を見せています。

ということで、双方のトレンドが揃ったこととなりますので、売りシグナルという判断になります。

今週からしばらくこの手法によるピックアップを続けます。