■Market Tips

毎週火曜のMarket Tipsではテクニカルな観点からその時点でチャンスがあるプロダクトを為替、株式、コモディティを問わず紹介しています。

■先週の振り返り

まず、先週の振り返りですが、先週はFXからポンドドル(GBPUSD)の売りをピックアップしました。先週火曜執筆時点では1.29519でしたが、その後は順調に下げ金曜NY市場では1.28220の安値をつけてから週明けにやや戻している状況です。

今回もどこでも利食いを入れられる良いパターンとなりました。これで13勝7敗5分けとなりました。

■パラボリックとDMI

先週からパラボリックとDMIを組み合わせて売買シグナルを判断しています。パラボリックでは通常使わないパラメータを使っていますので、説明をお読みください。

(1)パラボリック
パラボリックはSAR(Stop And Reverse =ドテン)の点がメインチャート上に表示されトレンドの転換を示しますが、パラメータを通常の0.02, 0.2から小さくすることで、よりトレンドの継続が長く表示されます。ここではパラメータをデフォルトの半分である0.01, 0.01, 0.1としています。

見方は通常通りです。SARの上であれば上昇トレンド、SARの下であれば下降トレンド、これをトレンドフィルターとして使います。

(2)DMI
DMIの中の+DIと-DIを使います。パラメータは14期間として、フィルターの方向に沿った売買シグナルが出た場合、このクロスをトリガーとします。つまり、+DI>-DI=買い、-DI>+DI=売りです。+DIを緑、-DIを赤で示します。

まとめると、以下の売買シグナルです。

・SARが下にあるときに+DI>-DIとなったら買い。
・SARが上にあるときに-DI>+DIとなったら売り。

■今週のピックアップ

今週はFXからポンド円(GBPJPY)の買いです。最近ポンド絡みが多いですが、シグナルが出ているタイミングとの兼ね合いもありますので、なるべく直近で出たものを採用しています。

出所:サクソバンク証券

チャートは4時間足で、パラボリックのSARは昨夜NY前場の上げで下側に転じました。上昇トレンドということになります(ピンクの矢印)。いっぽうでDMIの+DIと-DIの位置関係は、SARよりも先に+DI>-DIとなっています(ピンクの丸印)。本来的には、いったん逆に行ってから改めて同方向を期待したいのですが、今回は揃ったことで買いシグナルという判断をしました。

来週もパラボリックとDMIの組み合わせでのピックアップをします。