■Market Tips

毎週火曜のMarket Tipsではテクニカルな観点からその時点でチャンスがあるプロダクトを為替、株式、コモディティを問わず紹介しています。

■先週の振り返り

まず、先週の振り返りですが、先週はFXからポンド円(GBPJPY)の買いをピックアップしました。先週火曜執筆時点では140.639でしたが、その後は順調に上げ28日に141.829の高値をつけ昨日NY市場まで高値圏でのもみあいを続けていました。

今回もどこでも利食いを入れられる良いパターンとなりました。これで14勝7敗5分けとなりました。ようやく安心できる勝率に戻しています。

■パラボリックとDMI

パラボリックとDMIを組み合わせて売買シグナルを判断する3週目となります。

パラボリックでは通常使わないパラメータを使っていますので、まずは下記の説明をお読みください。

(1)パラボリック
パラボリックはSAR(Stop And Reverse =ドテン)の点がメインチャート上に表示されトレンドの転換を示しますが、パラメータを通常の0.02, 0.2から小さくすることで、よりトレンドの継続が長く表示されます。ここではパラメータをデフォルトの半分である0.01, 0.01, 0.1としています。

見方は通常通りです。SARの上であれば上昇トレンド、SARの下であれば下降トレンド、これをトレンドフィルターとして使います。

(2)DMI
DMIの中の+DIと-DIを使います。パラメータは14期間として、フィルターの方向に沿った売買シグナルが出た場合、このクロスをトリガーとします。つまり、+DI>-DI=買い、-DI>+DI=売りです。+DIを緑、-DIを赤で示します。

まとめると、以下の売買シグナルです。

・SARが下にあるときに+DI>-DIとなったら買い。
・SARが上にあるときに-DI>+DIとなったら売り。

■今週のピックアップ

昨夜のNY市場における株式市場の大幅安の影響を受け、かなりのプロダクトに大きな動きが出てしまっているため、選択するタイミングとしては悩ましいので、ドルや円が介在しない欧州通貨のクロスからピックアップすることにしました。
ということで今週はFXからユーロポンド(EURGBP)の買いです。今回もポンド絡みとなりましたが、来週には総選挙もありますので、ポンド絡みは今回でいったん止めておきたいところではあります。

出所:サクソバンク証券

チャートは4時間足で、パラボリックのSARは昨夜NY前場の上げで下側に転じました。上昇トレンドということになります(ピンクの矢印)。いっぽうでDMIの+DIと-DIの位置関係も、ほぼ同じタイミングで+DI>-DIとなっています(ピンクの丸印)。どちらかというと下降トレンドの中でのアヤの買いという感じもしますが、他に適当なものが見当たらず、消去法での選択による買いシグナルという判断をしました。

来週までパラボリックとDMIの組み合わせでのピックアップを続けます。

■12月5日セミナーのお知らせ

12月5日20時からサクソバンク証券主催のウェブセミナーを実施します。

テーマは「リスク管理」、コウスケさんと私の二人で進めます。

申し込みリンクは下記のリンクからどうぞ。

https://www.home.saxo/ja-jp/insights/webinars