■SaxoTraderPRO

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SaxoTraderPRO概要

■日本株式CFD

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日本株CFD概要

日本株CFDの銘柄数が充実したことにあわせ、先週からレポートの形式を変更することとなりました。ひとつは今まで通りFXや指標、コモディティ等を選び、もうひとつは日本株CFDに絞って毎週2銘柄をピックアップしています。

■先週の振り返り

先週は豪ドル円(AUDJPY)と日本株CFD2銘柄を取り上げましたので、その後の動きを見ておきましょう。

(1)豪ドル円(AUDJPY)

豪ドル円(AUDJPY)は、テクニカルな面での影響が大きいとした上で、トライアングルを上抜けてきたことから抜けたレジスタンスをサポートに、次のターゲットとして61.8%戻しの75円台前半を示しました。

その後も豪ドル円は底堅い地合いを続け今週6日には高値75.163と61.8%戻しの75.164と完全な一致を見ました。いったんターゲットを達成しましたので、目先はもみあいとなりやすい状況と言えるでしょう。

(2)日本株CFD

冒頭に書いたとおり、先週から日本株CFDを2銘柄取り上げています。先週は株価の割安感を測る指標から3つを選び、「PER(株価収益率)が20以下」、「PBR(株価純資産倍率)が1.5以下」、「PSR(株価売上高倍率)が5以下」のスクリーニングをかけてみました。

これだけではまだ銘柄数が多かったため、更にテクニカルに上昇トレンドに乗っている銘柄ということを重視し、トレンド継続を期待して「過去52週高値抜け」という条件を加えたところ、日本株CFDで扱いがある銘柄が2つに絞られました。

・3050「DCMホールディングス」
・8066「三谷商事」

その後の動きを確認してみます。

まず、DCMホールディングスですが、こちらは執筆時点の株価が1275円、6日には1344円の高値をつけました。また三谷商事は執筆時点の株価が6700円でしたが、同株価が高値となりその後は取引自体が少なく6600円と6650円の出合いしかありませんでした。

一勝一敗となりましたが、三谷商事は今週に関しては流動性が少なくピックアップミスとも言えそうです。チャート特にボリューム(出来高)を見ればこうしたこともある程度はわかりますので、今週からはボリュームも考慮してピックアップする銘柄を考えていくこととします。

■今週の注目銘柄

今週はポンド円(GBPJPY)と今週の日本株CFD2銘柄を取り上げます。

(1)ポンド円(GBPJPY)

ポンド円(GBPJPY)は6月後半に2度131円台後半を試したものの下げきれず、その後はテクニカルにもダブルボトムを形成し(チャート内のラインマーカー部分)、133円台後半のネックラインを抜けたこともあってテクニカルに買い戻しが強まりやすい流れとなっていました。

(チャート提供:サクソバンク証券)

そして、6月末からはローソク足に陽線しか出ていないことからも分かるように押しらしい押しが無いままに135円台前半へと水準を上げています。大台超えで材料が無ければいったん利食い売りも出やすい状態ですが、昨日英国ではコロナショックで失われた雇用維持のために新たに90億ポンドの対策を打ち出しました。

市場はこれを好感し、ポンド高がリードする形で欧州通貨全般に買いが入っています。ブレグジット移行期間の協議難航予想や、ポジション的にユーロ買いが膨らんでいることからユーロの利食いが出てくる可能性もありますが、ポンドだけで言えばまだポンド売りの状況ですから、目先はユーロポンドでの売りは出ても、ポンドの底堅さは継続しやすいと見ていてよいでしょう。

テクニカルには上のチャートを見ていただくとわかりますが、6月高値と6月安値の半値戻しが135.744となっていて、短期的には同水準をターゲットとした上昇が続くものと見ています。さらにその上のターゲットを試すことができるかどうかは、今後の材料次第です。

(2)今週の日本株CFD2銘柄

て、先週からレポートの形式を今までのスタイルで1商品、日本株CFDから2銘柄というスタイルでお送りしています。

今週も先週に続いて割安株のスクリーニングをした上で、そこからテクニカルな要素で2銘柄をピックアップしようと思います。

割安株スクリーニングの条件としては今週も以下の条件を適用します。
・PER(株価収益率)20以下
・PBR(株価純資産倍率)1.5以下
・PSR(株価売上高倍率)5以下

また資金効率を考えて必要証拠金(個人)が20%とレバ5倍の銘柄からピックアップします。

今週のテクニカルは最近の上昇トレンドでいったん押し目が入って再び上昇の可能性があるという見方をするため、7期間RSIが30以下の水準から25以上へと上抜ける(ゾーン・エグジット)が発生した銘柄とします。

とここでなんと1銘柄しか残らないことが判明しましたので、必要証拠金(個人)を30%まで広げることとします。それでもレバ3.3倍は信用取引と同様の資金効率です。それでもやっと2銘柄でした。

ということで、今週のピックアップは以下の2銘柄となります。

2004「昭和産業」

昭和産業はウィキペディアでは以下のように紹介されています。「日本の食品会社。小麦粉の製粉、食用油の製造、配合飼料の販売などが事業の中核。」個人的には「昭和の天ぷら粉」のイメージがあります。

(チャート提供:サクソバンク証券)

チャートを見るとたしかに、RSI下限のゾーンエグジットとなっていることがわかります。予定通りに反発を見せるかどうかですね。

8344「山形銀行」

山形銀行はウィキペディアでは以下のように紹介されています。「山形県山形市に本店を置く中堅の地方銀行。山形市、米沢市など山形県の内陸部を主要地盤とする県トップバンク」。

面白いのが経営陣で「山形市北の大地主であった三浦家と、紅花商人であった長谷川家による同族経営が現在まで連綿と続いており、頭取人事は基本的に両家による輪番制」、銀行と言っても地銀では個人経営スタイルがまだまだ残っているようです。

(チャート提供:サクソバンク証券)

こちらもRSIはゾーンエグジットとなっていますが、直近のチャートパターンは上値が重たい印象です。

今回は2回目ですが、引き続きファンダメンタルな要素をベースにテクニカルで絞るというスタンスで来週も見ていこうと思います。

■来週の注目イベント(コラム)

来週の注目材料ですが2つ上げておきましょう。

・7月13日(月)日柄に注意
こちらはイベントではなく日柄です。統計的に円高に動きやすいので注意しておきましょう。ドル円は既に上値が重たいのですが、一段の下げに繋がる可能性があります。

・7月18・19(週末)EUサミット
EUサミットに向け基金構想の根回しが続いていますが、いまだ反対している国もあり、最終的に5か国(オランダ、オーストリア、デンマーク、スウェーデン、フィンランド)が合意するかどうかが注目点です。全会一致が条件のため、1か国でも反対したら流れます。
サミット前にある程度の流れは見えているはずですが、基金はスタートするであろう前提で市場参加者は考えていることから、もし5か国のうちひとつでも反対の姿勢を変えない場合はユーロ売り要因となるでしょう。