今週のピックアップ銘柄:NY原油先物(WTI)

Review:NY原油先物市場

時事通信は、「インフレ高進への警戒感から米長期金利が上昇して、景気の足かせになりかねないとの見方が強まったことから米株相場は急落し、同じくリスク資産である原油にも売りが波及」と報道しています。また、「国際通貨基金が公表した最新の経済見通しで、貿易摩擦などの影響を考慮して2018年と19年の世界成長見通しを下方修正していたことも、株式および原油相場には圧迫要因」と伝えています。

WTI原油 vs. ユーロ

想定通り、ユーロの買い戻しが活発化したところでWTI原油先物は値を下げてきました。その結果、WTI原油・ユーロのスプレッドは下落してきました。以前のレジスタンスで直近のサポートである74ドルを割ってきました。依然、スプレッドは上昇基調に変わりありません。

フィボナッチ分析

これまでの上昇トレンドは継続されているため、サポートゾーンは71.01ドルから68.56ドルの間と言えます。70ドル前後での取引が活発化するなか、米中間選挙をむかえると思います。ここから注目するべきは限月間の価格差でしょう。

WTI原油先物の限月別価格

現在、WTI原油先物市場はバックワーデーション状態になって、期近が期先よりも高くなっています。それでも、価格差は縮小してきています。期近よりも期先が高くなるか注目したいところです。コンタンゴ状態になるようであれば、WTI原油先物市場は下降トレンドへ転換していくと思います。